★クラシックのジャンル★
 
交響曲(シンフォニー) 主としてオーケストラの為に書かれた音楽作品で、概ね4楽章で構成されています。
管弦楽曲 交響曲、協奏曲以外のオーケストラで演奏される音楽作品。
協奏曲(コンチェルト) ピアノ、ヴァイオリンなどの独奏楽器とオーケストラの為の多楽章作品。
室内楽曲 弦楽四重奏曲(第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)に代表される小編成で演奏される作品。
第一ヴァイオリンの代わりにピアノが入ればピアノ四重奏曲になる。
ピアノ以外の楽器によるソナタもこのジャンルに属する。(例:ヴァイオリンソナタ、フルートソナタ等)
器楽曲 主に独奏楽器によって演奏される音楽作品。ピアノソナタは代表的なもの。
ピアノ以外の楽器では(ヴァイオリン、チェロ、フルート等)無伴奏ソナタはこのジャンルに分類されるが、ピアノ伴奏がつく通常のソナタは室内楽曲に分類される。
歌劇(オペラ) 音楽を中心に、物語や演劇、舞踏等の要素が合体した総合芸術作品。
喜歌劇(オペレッタ)は主に喜劇を題材にした音楽劇だが、ヨーロッパでは歌劇とは厳密に区別されている。
声楽・合唱曲 声で演奏される音楽。歌曲、オラトリオ、ミサ曲、オペラのアリア集等。
昔は演奏会といえば声楽が「主」で器楽は「従」であった。
音楽史 バッハ、ヘンデル(1685年生まれ)以前のバロック期やそれ以前の古い時代の作曲家の音楽作品。
ヴィヴァルディやパーセルはバロック期の人だがなぜかここに分類される。
現代曲 厳密な定義はないが、主に20世紀に入ってから作曲された実験的な音楽作品。
一度聞いただけでは理解不能な曲が多い。
レコード店でCDを探すときや雑誌を読むときは、このジャンル別分類を覚えておくと便利です。