Ludwig Van Beethoven
ベートーヴェン ( 1770 - 1827 )


ベートーヴェンは1770年12月17日(16日の説も有り)、ボン(ドイツ)で宮廷テノール歌手の父ヨーハンと母マリア・マグダレーナの長男として生まれた。
ベートーヴェンの名前「ルートヴィッヒ」は同じく音楽家であった祖父の名前にあやかってつけられた。
幼少の頃よりその音楽の才能は発揮され、最初の公開演奏家は彼がわずか7歳の時、1778年3月26日にケルンでおこなわれた。その時にあの神童モーツァルトにあやかって年齢を1つ偽って6歳としてデビューしたことはあまりにも有名な話である。
ベートーヴェンはその生涯に、作品1の「3つのピアノ3重奏曲」から作品138の「レオノーレ序曲第一番」までの作品番号がついた作品をはじめおびただしい数の作品を残した。
ざっとあげても、あの不滅の9曲の交響曲、5曲のピアノ協奏曲、32曲のピアノソナタ、そして16曲の弦楽四重奏曲、等々。

私が他の作曲家よりもベートーヴェンに対して惹かれるのは、彼の音楽家としては致命的な耳の病気にもかかわらず、数々の名曲を世に送り出したその不屈の精神力に深く感動するからである。

私の超お奨め作品ベスト3
交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」
弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 作品131
ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」