[166] 超一流の演奏家たち 投稿者:ワルター 投稿日:2005/07/31(Sun) 15:02:37

指揮者 カラヤン、ワルター、クーベリック、セル、バレンボイム、マゼール、ジュリーニ、プレヴィン、アシュケナージ、スヴェトラーノフ、テイト、テンシュテット、フリッチャイなど

鍵盤楽器奏者 グールド、ルービンシュタイン、リパッティ、フィッシャー、ルージイチコヴァ、ブレンデル、アシュケナージ、アファナシエフ、内田光子、グルダ、タン、バレンボイム、プレトニョフ、レオンハルトなど

弦楽器奏者 カザルス、フルニエ、ロストロポーヴィチ、セゴビア、シェリング、イエペス、クライスラー、ヴィート、プリムローズ、クレーメル、パールマン、ムター、シュタルケル、スーク、ズッカーマン、デュメイ、ビルスマなど

管楽器奏者 アンデレ、ブレイン、ホリガー、ニコレ、ランパル、ウラッハ、モイーズ、ゴールウェイ、バウマン、ライスターなど

弦楽四重奏団 アルバン・ベルク、バリリ、アマデウス、スメタナなど

声楽家 シュヴァルツコップ、ルートヴィヒ、ゴッビ、シァリアピン、ジーリ、バスティアニーニ、パンゼラ、フラグスタート、ドミンゴ、シュライアー、バルトリ、プライ、五井昌久など
編集済


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[165] 初めまして 投稿者:ワルター 投稿日:2005/05/24(Tue) 18:12:31

初めまして。クラシック音楽が大好きなワルターと申します。
ワルターという名前は、敬愛する大指揮者ブルーノ・ワルターにあやかりました。
有名な作曲家では、ベートーヴェンが一番好きです。
無名の作曲家では、A.ルビンシテイン、ライネッケ、ゴルトマルク、カリンニコフなどがお気に入りです。
こんな私ですがよろしくお願いします。


[165へのレス] Re: 初めまして 投稿者:770@管理人 投稿日:2005/05/25(Wed) 19:39:10

ワルターさん、ようこそ音の憩いへ。
管理人の770(Nanawo)です。

初めて購入した管弦楽曲のレコードがワルター指揮、コロンビア交響楽団のモーツァルト序曲集でした。
ワルターの指揮は正直言って聴きこんだわけではありませんが、所有しているベートーヴェンの英雄交響曲は私のお気に入りです。ワルターさんは若い頃のワルターの音楽もよく聴いていらっしゃるのでしょうね。
最近またレコードを聴く環境が整いましたので、久しぶりに
ワルターの英雄でも聴いてみようかな。

また是非お越し下さいね。

ではでは。


[163] 世界最古の香り 投稿者:とも 投稿日:2005/02/28(Mon) 01:59:30

どうも、お久しぶりです
今日は、久しぶりに、というか今年初のコンサートに行ってきました

プログラム
メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」
ブルックナー 交響曲第7番(ハース版)

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団


ゲヴァントハウス管は、世界最古だとは知っていたのですが
初めて聴くオケでした(CDも1枚も持ってない)
「イタリア」、ブル7が聴きたかったのと
ゲヴァントハウス管って、どんなオケなんだろうと
非常に惹かれるものがあって行きました

プログラムを読んで、びっくり
メンデルスゾーンがカペルマイスター(楽長)を務めた事があること
ブル7を初演したのは、ゲヴァントハウス管であったこと
なんとも、このプログラムは、ゲヴァントハウス管にとって
縁のあるものなんですね、なんとも、心憎いことです
それより何より、それすら知らないで聴きに行っているのだから
罰当たりもいいところです


「イタリア」
 なんとも、明るい「イタリア」でした
 陽光燦燦と輝くような・・・
 第1楽章の出だしのポンと跳ねるような感じ
 第3楽章のホルンのほんわかしたところ
 第4楽章全体
 浮遊感、躍動感がありました
 なかなか、いい気分にさせてくれましたよ
 「ドイツのオケ」ということで
 勝手に、質実剛健なイメージを抱いていたのですが
 見事にいい意味で裏切ってくれました

ブル7
 第1楽章の出だしのトレモロが鳥肌ものでした
 ぐいぐいと惹きこまれて行きました
 第2楽章は大好きな楽章です
 どうしても、贔屓して聴いてしまうのかも知れませんが
 もう至福そのもの
 深遠という言葉がふさわしい演奏でした
 奥深くて、味わい深い
 じっくりと聴きました
 (ここでも、金管が柔らかな音で、いい味を出していました)
 第3楽章は、弦が濃厚でゾクゾクとさせられました
 第4楽章、ブルックナーの音楽は
 「伽藍」とか「宇宙」なんて言われますが<「宇宙」という言い方は嫌いだけども
 最後の最後などは、巨大な建造物がそそり立った様を思い浮かべ
 思わず叫びそうになってしまいました
 

オケの特色としては何かと問われたら答えが無いですね
色であらわすとしたら、「深緑」ですかね
(ちなみに、コンセルトヘボウは「オレンジ」)
余計に分かりづらいか・・・(笑)
世界最古の香りに酔ってきました
今後、注目してもいいなと思いました


ひとつ、残念だったこと
 今日の座席が1階席の通称「雨宿り席」だったこと
 サントリーホールの1階席は、あんまり好きじゃないんですよね
 なぜならば、音が上へ上へ昇って行ってしまって
 視覚的には近いけども、音としては遠い
 そんな感じなんです
 ブル7が凄く良かっただけに、2階席で聴きたかったなと思いました
 (プレオーダーで取ったチケットだったんです)
 
 ブロムシュテットとゲヴァントハウスのコンビも
 今年で終わりかと思うと、余計に残念です


[161] はじめまして 投稿者:chitta 投稿日:2005/02/13(Sun) 11:07:54

はじめまして。
ここ、本当に最近クラシック音楽に興味を持ちましてインターネットをぶらぶらしていたら、こちらのHPに辿り着きました。いろいろと勉強をさせて頂けたらと思っております。

私は小さい頃にピアノを(本当に)少々習っていたことがあり、バレエで使用されている『ショパンのワルツが弾けるようになりたい!』と思いレッスンを受けておりました・・・そんなに真面目ではありませんでしたが・・・。結局中途半端でやめてしまったのでちょっと後悔しております。

バレエが好きなので、クラシック音楽=バレエの音楽みたいな感覚が私の中で強かったのですが、この度ちょっとしたきっかけがありチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトのCDを数日前に買いました。諏訪内晶子さんのチャイコフスキーコンクールのWinner's ガラコンサートです。ヴァイオリンの音色は私にとって今まで『ヒステリック』な印象が強かったのですが、この度かなり感動しました。第一楽章が私は一番華やかで好きです。

2枚目を何にするかで今、悩んでおります。もともとバレエ好きなのでストーリー性が強いものの方が初心者の私には向いているのかもしれませんが、もしお勧めがあれば教えて下さい・・・と、言っても無数にある曲の中では難しいですね。

近々、昔のピアノの先生のところに行って少し勉強してみようと思っておりますが、周りにクラシック音楽の愛好家がほとんど居ないので、いろいろ勉強させて下さい。

よろしくお願いします。


[161へのレス] Re: はじめまして 投稿者:770@管理人 投稿日:2005/02/13(Sun) 23:33:55

初めまして、chittaさん!
管理人の770です。(「ななを」と読みます。)

私も小さい頃ピアノを習っていて途中で挫折し、後に後悔した者の一人です。(笑)

さて、「ストーリー性が強い曲」となるとリヒャルト・シュトラウスの交響詩
などいかがでしょうか?
「英雄の生涯」は音楽としてもドラマチックできっとお気に召されるのではないかと思います。
ベルリオーズの「幻想交響曲」もストーリー性という点では良いかも。

これからも遊びにいらして下さいね。


[159] 明けましておめでとうございます。 投稿者:770@管理人 投稿日:2005/01/01(Sat) 01:19:04

みなさん、新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。

さて、ベルリンフィルのジルベスターコンサートが1:15から始まる
予定なのに違う番組をやっている。おかしいな?
しょうがない、今年の聴き初めはウィーンフィルのニューイヤー
コンサートにしよう。(笑)


[159へのレス] Re: 明けましておめでとうございます。 投稿者:とも 投稿日:2005/01/03(Mon) 00:55:27

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

今日まで寝込んでましたが、やっと、そこそこになりました
やっと、聴き初めを考えられる状態になりました(苦笑)

自分も今年の聴き初めは
ウィーンフィルのニューイヤーコンサート(地上波の録画)になりそうです
(ひょっとすると、3日の地上波再放送で楽しむことになるかもしれません)

確か、ジルヴェスターコンサートの演目は、「カルミナ・ブラーナ」だったと思います
すぐにCD化するって宣伝してましたから
実は、ひそかに楽しみにしています


[159へのレス] Re: 明けましておめでとうございます。 投稿者:Aku 投稿日:2005/01/03(Mon) 15:30:19

明けましておめでとうございます。

年末に投稿していながらネットで確認する時間がなく
失礼しました。

>770@管理人さん
5.1ch環境は、ピュアオーディオが高価過ぎて手が出ず
ずいぶん前からあったので、プロジェクタを追加したような
かたちです。
部屋はそれほど広くなく8畳に5.1chオーディオ・パソコン3台+ノート
・プロジェクタそれと棚にCDが1200枚?とDVD600枚を置いていますので結構狭いです。
最近の液晶プロジェクタなら6畳で100インチが観れます。

>とも さん
時々ここを覗きに来ると、ともさんのコンサートの感想などを
いつもうらやましく拝見しています。
コンサート・CD・DVDとバランスの取れたクラシックの
理想的なリスナーですね。

みなさん本年もよろしくお願いします。


[159へのレス] Re: 明けましておめでとうございます。 投稿者:usaobasan 投稿日:2005/01/09(Sun) 10:53:14

松の内も過ぎてしまいましたが、あけましておめでとうございます。昨年は,この掲示板に出会って、初心者にも優しい770さん、勉強熱心なともさん、そのほかの皆さんのコメントも読ませていただき、充実したクラシック鑑賞ライフを送れるようになってきました。
元々、ディープなリスナーではなかったのですが、いつの間にかクラシックのCDも200枚に達しようとしていて、今年はこれをどう整理して保管するかが課題です。
皆様に触発されついでに、今月は久しぶりに、クラシカジャパンを契約しました。770さんお勧めの、クライバーの左手ぐるぐる映像がたくさん見られました。左手もすごいですが、あの、いつも笑った表情がなんとも見ていて楽しいです。そのあとにカラヤンの映像がでてきたりすると、目を閉じてにこりともしない顔とのギャップが面白いです。
そんなわけで、今年もよろしくおねがいいたします。


[158] 聴き納め? 投稿者:とも 投稿日:2004/12/29(Wed) 19:23:08

どうも、仕切り屋ともです(笑)

今日は、仕事納めでした
その後、第九のコンサートに行く予定でしたが
風邪で具合が悪くて悪くて(体中が痛い)、行くのをやめてしまいました
ここ数年は、秋山/東京交響楽団の「第九と四季」が気に入ってて、今年もこれに行く予定でした
お気に入りの理由は、アンコールに「蛍の光」が演奏されるからです
なんとも、和風な演奏会なのですが、「年末に第九を聴いて年を越す」という聴き方をしているので
まったく違和感がありません
残念でなりませんが、今年は、CDやDVDを鑑賞して年を越すことになりました

前置きが長くなりましたが
今年は、この掲示板で新しいお仲間と出会うことができました
管理者でもなんでもない、ただのでしゃばりですが、とてもうれしい限りです
(荒らし甲斐があったというものです(笑))

皆様、どうか、良いお年をお迎えください
そして、また、来年もよろしくお願いします


[158へのレス] Re: 聴き納め? 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/12/31(Fri) 01:09:06

ともさん、お体の具合はいかが?
ここへ来て急に寒くなりましたからね。どうぞご自愛下さい。

ともさんのおかげでこの掲示板が活性化しました。本当にありがとうございます。
来年も是非宜しくお願いいたします。
良い年をお迎え下さい。


[158へのレス] Re: 聴き納め? 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/12/31(Fri) 23:05:02

私は風邪をおしてはるばる都心へ第九を聴きにいってきました
ボッセ指揮新日本フィルサントリーホール、巷の評はいまいちだったようですが、コンマスの方のVnを弾く姿に感動♪かっこよかった〜(観点ずれてます?汗)生はいいな〜と思いました
デモ、もうかえってきて4日になるのにまだ寝込んでますw
若くは無いなぁやっぱり。。。来年もよろしくです。


[157] クライバー漬け 投稿者:とも 投稿日:2004/12/11(Sat) 02:43:46

どうも、また、荒らしにきました(笑)

今日、注文していたクライバーのDVDが届きました
(「カルメン」、「こうもり」、コリオラン+モツ33+ブラ4)
一番楽しみにしていたカルメンから鑑賞しました
第2幕終わりまで鑑賞しましたが、確かに形容しがたいですね、これは
切れ味するどく、「快刀乱麻を断つ」かのような指揮ぶりですね
かと思えば、聴かせどころは、うんとテンポを落として、ゆったりと歌わせる
なかなか侮れないです

オブラスツォワのカルメン、ドミンゴのホセは、かなり良いですね
ミカエラ役の人もなかなか良いですね
歌だけじゃなくて、演技もなかなか
ちょっと、残念なのが、エスカミーリョ
自分としては、ちょっと、合わないですねぇ
エスカミーリョのイメージをレヴァイン盤で植えつけちゃったせいもあるのですが・・・
(そうそう、レヴァイン盤も捨てがたい)

とにかく、相当楽しんでいます

ばらの騎士について
先日、組曲版を購入して聴いていたら、頭を聴いてハッとしましたよ
知らない曲だとばっかり思ってたのですが
どこかで聴いたことがありました(なにかのテーマ曲だったか?)
それで急いで、クライバー/ウィーン国立歌劇場盤のDVDの頭だけ観ました
これは、はまるかも知れません


なんだか、クライバー漬けになりそうです


[157へのレス] Re: クライバー漬け 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/12/17(Fri) 23:11:58

そうなのか〜見てみたいですね〜
「薔薇の・・・」は、カラヤンのもありますよね。
ぜひ両方見てみたいなぁ


[157へのレス] Re: クライバー漬け 投稿者:よしろー 投稿日:2004/12/18(Sat) 17:44:32

こんにちは。
どこかのサイトで、「クライバーは『見たい』」と書いてありましたが、本当、クライバーの指揮を一度見ると、残っている映像全部見てみたくなりますよね。
僕もベートーベンの第7、第4でアムステルダム・コンセルトヘボウを振っているDVDを持っていますが、見た目から音楽が伝わってくる感じがします。
最近出た5枚セット(=14,990円)を買いたいのですが・・・。なかなか勇気がいる値付けです。


[157へのレス] Re: クライバー漬け 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/12/20(Mon) 00:12:26

レス遅くなりました。
ともさん、もうすべてご覧になりましたか?
>ちょっと、残念なのが、エスカミーリョ
私もレヴァイン盤のラミーの印象が強く、クライバー盤の方では
物足りなかったです。

ちょこさん、こんにちは。
薔薇の騎士、カラヤン盤もいいですよ。ただ、かなり古い映像ですが…。これはシュヴァルツコップの元帥夫人を見る「薔薇の騎士」と言えるかも。
実は私、クライバー盤でゾフィーを歌っているルチア・ポップの大ファンなのです。
この録画では少々太めになってしまっていますが、かわいらしさは健在です。(笑)
1987年にウィーンへ行ったとき、偶然にもウィーン国立歌劇場でルチア・ポップが元帥夫人を歌うプレミエ公演を見ることができました。
それが薔薇の騎士を見た初めての経験でしたが、ポップの顔ばかりを見ていて
演奏はあまり覚えていません。(笑)
クライバー指揮の映像版「こうもり」には出演していませんが、CD版ではポップがアデーレを歌っています。クライバーもポップが大のお気に入りだったようですが、ポップが多少太めになり出してからはあまり使わなくなったとか…。本当かな?(笑)

よしろーさん、こんにちは。
是非クライバーご覧になって下さい。あの左手のぐるぐるを見るだけで価値があります。(笑)


[157へのレス] Re: クライバー漬け 投稿者:とも 投稿日:2004/12/22(Wed) 22:29:59

ちょこさん
実は、自分もカラヤン盤が気になってます
彼は、R.シュトラウスを得意としていたようですから
当然のごとく、期待してしまいます
値段ではないとわかっていますが、結構、高いのですよね、この盤

よしろーさん
確かに、クライバーは「見たい」ですね
ベト4/ベト7のDVDは、クライバー自身から音があふれ出るようで
なかなか、良いですよね
自分は、これとブラ2/リンツ、ニューイヤーコンサート(89)を持っていたので、DVDBOXとしては買わないで、補完する形でバラで買いました
ブラ2/リンツなどは、ウィーンフィルの面々が実に楽しそうに演奏しているのが印象的です
実に、幸せな気分にさせてくれますよ、買う価値はあるかと思います
そうそう、770さんおすすめの左手のぐるぐるも忘れずに(笑)


770さん
カルメンの話
師走とはよく言ったもので
忙しくて忙しくて、家に帰ってきて、なかなか観る機会がなく
第3幕の途中までしか観れてません
23日はお休みなので、これを利用して、鑑賞しようと思います
ここまでの感想ですが、表情の演技がなかなか良いですね
第4幕は、どうなることやら、ちょっと楽しみにしてます

ばらの騎士の話
自分が持っているのは、ウィーン国立歌劇場盤の方で
こちらは、ルチア・ポップが歌ってないのですよね
実を言うと、どっちを買おうか迷ったんですよ
770さんにお尋ねして買えばよかったです
バイエルン盤を買っても良いけど、上に書いたように、カラヤン盤も気になるし・・・
まだ、鑑賞しても無いので、こんなことで悩むのは、もっと後で良いですね(苦笑)


[157へのレス] Re: クライバー漬け 投稿者:Aku 投稿日:2004/12/26(Sun) 13:49:59

ご無沙汰しています、Akuです。
ともさん、相変わらず積極的にコンサートや
DVDによるクラシック鑑賞をしていますね。
うらやましい限りです。
770@管理人さんもお元気な様子で何よりです。
最近こちらは、一年半前に液晶プロジェクタを購入し
100インチスクリーンでムービー鑑賞が主になり、
現在DVDも600タイトル近くになりました。
おかげで、じっくり座ってクラシックを聴く事は
少なくなりましたが、車ではいつも流しています。

クライバーといえば、以前テレビで彼の練習風景を見ましたが
(確か「魔弾の射手」の序曲?)彼は実に細かい指示をしますね。
オケとの信頼関係が深くないと、団員がついていけないと感じました。
かたや練習をしなくても、指揮者のオーラで素晴らしい演奏を
してしまう伝説的な巨匠もいるようですが、
自分のの思いを徹底した練習で伝え、演奏会を最高の状態に
持っていくというのが信条なのですね。

年末年始になるとのオペラは、なぜか「こうもり」が見た(聴き)く
なります。クライバーのような絵になる指揮者で
味わいたいものです。


[157へのレス] Re: クライバー漬け 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/12/28(Tue) 09:30:02

Akuさん、こんにちは。
100インチスクリーンでのムービー鑑賞、いいですね。
もちろん5.1ch環境なんでしょうか?
当方今年家を新築したのですが、オーディオルームとして
6畳を確保するのが精一杯の為、とても100インチスクリーンは
無理です。(涙)

>年末年始になるとのオペラは、なぜか「こうもり」が見た(聴き)くなります。
そうですよね。私もクライバーの「こうもり」の映像を見ないと
年が越せない一人です。
今年は正月休みが短いので聴く暇があるかどうか…。(笑)


[157へのレス] Re: クライバー漬け 投稿者:とも 投稿日:2004/12/29(Wed) 06:33:18

Akuさん、どうも、お久しぶりです
100インチのスクリーンでのDVD鑑賞とは、うらやましい限りです

「こうもり」って、年末年始に合うのでしょうか?(笑)
鑑賞した事が無いので、この年末年始に挑戦してみようと思います



[156] 教えてください 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/11/30(Tue) 10:32:04

皆さんにお尋ねします、好きなピアニストっていますか?
ラフマニノフのCDを買おうと思ったら、ピアニストでつまづいてしまって。。。リヒテルはすごいときいてますが(1枚は持ってる協奏曲2番)ピアニストとしてのアシュケナージはどうなんでしょう?好みの分かれるところとは思いますが、参考までに教えてください=*^-^*=♪


[156へのレス] Re: 教えてください 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/11/30(Tue) 18:58:08

ちょこさん、こんにちは。
このHPにも書いてありますが、私が初めて購入したクラシックのレコードが
アシュケナージ(p)が弾くベートーヴェンのピアノソナタ「テンペスト」でした。
あとは、シューベルトのソナタ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲集、ラフマニノフのピアノ練習曲集、P協2番など持っています。
どちらかというと軽めのタッチで綺麗な演奏、というのが私の印象です。
ラフマニノフのP協2番はリヒテル盤よりもアシュケナージ盤の方が私は好きです。
私が好きなピアニストはポリーニです。彼のテクニックは完璧と言っても良いでしょう。タッチも力強く、どんな難曲も簡単に弾いているように思えるほどです。
ただ、暖かみのある音は期待できません。
ポリーニの次に好きなのがアルゲリッチです。彼女のピアノは非常に情熱的です。
チャイコフスキーのP協1番(コンドラシン指揮のライブ盤)は鳥肌が立ちますよ。
リヒテルは3枚だけ持ってます。バッハの平均律全集、ラフマニノフのP協第2番、ドボルザークのP協(クライバー指揮なので購入した 笑)。
演奏を云々するほど聴いていないので、コメントはできませんが平均律集は聴いていると良い気持ちになれました。(笑)
あと、ブレンデル、グルダ、バックハウス、リパッティ、ギレリス、グールド、ゼルキン(お父さんの方)
ベルマン、ホロヴィッツ、内田光子のCD、LPを所有しています。(いっぱいですね。笑)
ピアニストそれぞれに良さがあり序列は付けがたいです。
私が好きなピアニストはどちらかというとタッチがしっかりしていて重めの音ということになるのかな。
ベートーヴェンのP協「皇帝」はポリーニ、アルゲリッチ、ブレンデル、アシュケナージ、グルダ、ゼルキンの演奏を持っているのですが、
実はまだ「これだ!」というのに出会っていないのが実状です。
話の筋がちょっとずれちゃいましたね。すみません。


[156へのレス] Re: 教えてください 投稿者:usaobasan 投稿日:2004/12/06(Mon) 01:29:32

ちょこさん、こんにちは。
私は、教えられるほどピアニストを知らないのですが、アシュケナージの弾く、ラフマニノフ全集を持っているので、その感想を一言で言うと、770さんの意見と同じく、綺麗な演奏、ということでしょうか。私は好きです。本当に綺麗で、これぞピアノという気がするんです。
あと好きなのはアルゲリッチです。CDを買うときに演奏家をあまり意識しないで買うことも多い私ですが,アルゲリッチの新譜をCDショップの棚に見つけたら、つい買ってしまいます。ミッシャ・マイスキーとのチェロ・ソナタのCDを先日買いましたが、ピアノが決してただの伴奏には聞こえないのです、アルゲリッチが弾くと。去年、ピアノ・デュオのライブを聞きに行きましたが、とってもエネルギッシュで、アンコールも5〜6曲やるくらい、ノンストップのパワーでしたよ。
ほかのピアニストはあまり聞いた事がないので、偏った意見ですけれど、ご参考まで。


[156へのレス] Re: 教えてください 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/12/10(Fri) 19:29:16

すっかりお礼があそ苦なってしまってwななおさん、うささんありがとうございます<(_ _)>
レスをチェックしたときに書き込んだつもりが忘れてました(;^_^A アセアセ・・・
そうですか〜アシュケナージ、未だに迷ってます^^;
アルゲリッチは知り合いのピアノの先生もお好きだとか。
クライバーはお好きな方多いみたいですね。私はまだ持ってません。いいのがあれば、聴いてみようかな♪


[156へのレス] Re: 教えてください 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/12/10(Fri) 19:31:08

(@゜Д゜@;)あら・・・?何かいてるのかしら。。。意味不明の言葉は「遅く」ですw重ね重ね。。。すまそ


[156へのレス] Re: 教えてください 投稿者:よしろー 投稿日:2004/12/18(Sat) 17:40:42

こんにちは。
僕はピアニストの好き嫌いがあるほど聞いているわけではないのですが、小澤征爾+クリスティアン・ツィマーマンのラフマニノフ第二番はものすごくよいですよ。なんと言っても完璧です。完璧に、ラフマニノフが書いた音符の1つ1つをすべて演奏している、という感じで、小澤氏自身も著書の中でいっているくらいです。もしよかったら一度聞いてみてください。


[156へのレス] Re: 教えてください 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/12/30(Thu) 23:00:04

よしろーさんありがとう。こうなったら、いろいろ聴いてみようかなラフマの2番。音質がいいという、エレーヌ・グリモーのも気になっていて(;^_^A アセアセ・・・


[155] ゲルギエフ/ウィーンフィルチャリティコンサート 投稿者:とも 投稿日:2004/11/19(Fri) 17:41:59

ウィーンフィルのチャリティコンサートに行ってきました
あまりまくっている年次休暇を「有効利用」して(笑)
チャリティコンサートということで、楽しんだというよりは
お葬式に行って来た気分です
曲目は、前に書いたとおり、「悲愴」です

北オセチアのことも気にかかるが、中越地震のことも気になっていて
表向きは北オセチアのためだが、自分は新潟の人たちのためにも聴こうと思っていました
演奏会に先立ち、ゲルギエフの友人だという元NHKモスクワ支局長が挨拶しました
このチャリティコンサートは、北オセチアの人たちのものだったが
このコンサートの開催が決まった直後に中越地震が起こり
急遽、北オセチアのためであると同時に、中越地震での被害者の方々のためにもということで
得られた資金は、半々にして寄付するという説明がありました
これは、大賛成で、願っても無いことだと思いました<冒頭に書いたとおり
また、演奏後は、拍手をしないでくれということでした
その挨拶の後、演奏が始まったわけですが
この挨拶のおかげで、演奏会はピリリと引き締まったものになり
大変、緊張感のあるものになりました

ゲルギエフ・ウィーンフィルともに、全身全霊という感じでした
ウィーンフィルの方々が、びっくりするほど熱心だった
超名演と言っても良いぐらいじゃないかと思います
どのパートも良かったし、どの楽章も良かったです
ただ、楽章間に休みを入れないでやりましたので
「休みなし」に不慣れな第2楽章の頭では、少々、ざわついた始まりとなりました
(第3、第4では慣れて、静かでした)
残念なことは、それぐらいです

どのパートもすばらしかったのですが
とにかく印象に残ったのが弦です
ヴァイオリン部隊も良かったが、特に、低弦が良かった
どこまでも深く、重くのしかかるような響き
この響きが、どの楽章でも悲しさを醸し出していました
第2楽章、第3楽章は、多少はウキウキするものですが
(第2楽章の冒頭などは、うっとりできるほど)
これらの楽章を聴いても、悲しくて仕方がありませんでしたね
楽しげではあるんだけども、その根底には、厳然として悲しみがあるというような、そんな感じです
これが、チャイコフスキーの意図なのかなと感じました
こう思えたのは、初めてです
また
第4楽章が終わった後、ゲルギエフが1分ぐらい指揮台にいたのですが
(約束のとおり)誰も拍手をしないで水を打ったような静けさでした
(おそらく、そう約束されていなくても、同じだったのではないかと思います)
ゲルギエフは、何かに抗うように、するりと舞台からいなくなりました
その後、ウィーンフィルの団員さんたちも、静々と舞台からいなくなりました<この時、何人かは拍手した、でもまばら
通常の演奏会にあるような、拍手によって、何度も舞台に上がるとか
いい演奏をした団員さんを称えるというのは皆無です
自分は拍手をしたくてしょうがありませんでしたが拍手をしませんでした
これもまた、初めてのことでした

今日は、めったに無い経験(演奏そのもの、演奏会の形式)をしてきたこと
中越地震の被災者の方々のために、いくばくか何かできたこと
いろんな意味で満足して帰ってきました
今日は、なんだか「悲愴」以外、聴く気がしません

相変わらず、まとまりの無い長文ですみません


[155へのレス] Re: ゲルギエフ/ウィーンフィルチャリティコンサート 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/11/20(Sat) 00:45:27

そうだったんですね!私もここ最近のかわいそうな事件に気持ちが暗いです。悲愴が好きなのは、メロディーが琴線に触れるからですが、追悼として聴くのは重そうですね。。。平和な世の中を切に望みます。テレビで放送とか、しそうですね。聴いてみたいな〜


[155へのレス] Re: ゲルギエフ/ウィーンフィルチャリティコンサート 投稿者:よしろー 投稿日:2004/11/21(Sun) 10:14:54

はじめまして。
私もその日、サントリーホールに行っておりました。
演奏後に拍手をしない、という非常に特異な経験をしましたよね。
まったく、ともさんと同じ感想です。ウィーンフィルの団員が本当に熱が入っていて、一生心に残る演奏でした。
拍手はしないで、と言われつつ、拍手をせずにいられなかった人たちの気持ちがよくわかります。
冒頭の挨拶で、会場全体が引き締まった、というのもその通りですね。ウィーンフィルの団員のみならず、会場の聴衆も、もちろんゲルギエフ氏も、みんな本当に熱かった、と思います。


[155へのレス] Re: ゲルギエフ/ウィーンフィルチャリティコンサート 投稿者:とも 投稿日:2004/11/21(Sun) 22:25:57

ちょこさんへ
残念ながら、このチャリティコンサートは収録していなかったようです
カメラが2階に1台だけありましたが、放送用収録であれば
カメラがもっとあるはずなんです
この日のカメラはニュース用のカメラだったようです
他の日だったら、収録してるかも知れません
場合によっては、「悲愴」では無いかも知れませんが、それに期待ですね


よしろーさんへ
どうも、はじめまして
ここ最近、新しいお仲間が増えて、うれしい限りです
今後とも、よろしくお願いします

よしろーさんも、19日のチャリティコンサートに行かれたのですね
本当に、一生心に残る演奏会でしたね
なにか、「音楽」という範囲を遥かに超えたものでした
アンサンブルが乱れようが音がはずれようが、もう関係なくなってしまいました<実際には乱れたところは無かったように思ったが
奥底に流れる何か感じることができ、それだけでも十分だと思いました
残念ながら、これは、CDやDVDで捕らえることはできないもので
その場に居ないと体験できないものですね
この体験をするに至った経緯(事件・災害)を考えると
少々、複雑な気持ちではあるのですが
まったく、貴重な体験をしました


[155へのレス] Re: ゲルギエフ/ウィーンフィルチャリティコンサート 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/11/23(Tue) 20:53:08

先週の木曜日から海外出張中で今シンガポールです。
レス遅くなり申し訳ございません。

ともさん、いつも詳細なレポートありがとうございます。
その時の会場の雰囲気が私にも感じられるようです。今脳裏では
第4楽章の調べが流れています。被災された方々のご苦労の心を映し出すかのようで目頭が熱くなりました。

ちょこさんへ
>メロディーが琴線に触れるからです
私は第4楽章を涙無しで聴いたことがないくらいです。
ちょこさんが最近気になっているという「ばらの騎士」もそのような
メロディーがいっぱいですよ。
私は終幕近くでオクタヴィアンとゾフィーが唱う2重唱を聞くと胸がいっぱいになってしまい涙してしまいます。こちらは
悲愴とは反対に若い二人の恋が実ったことに共感して何ですが…。

よしろーさん、初めまして。
管理人の770(Nanawoと読みます。)と申します。
管理人とは名ばかりで、ともさんにこのボードを引っ張っていって頂いております。(笑)
全然リニューアルしないHPですが、これからも是非お越し下さいね。


[154] ついにやってきました。<クラーバーのカルメン 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/11/15(Mon) 13:48:24

オーダーをしているのをすっかり忘れていたのですが、
昨日クライバー指揮/ウィーン国立歌劇場のビゼー作曲「カルメン」のDVDが宅配で到着しました。
早速夜聴いたのですが、いやぁ良かったですよ。
所有しているレヴァイン盤(メトロポリタン歌劇場)のアグネス・バルツァのカルメンも素晴らしいですが、
このエレナ・オブラスツォワのカルメンも最高です。
その声量はすさまじいです。ドン・ホセも絶頂期のドミンゴでオケがウィーンとくれば、誰が振っても公演は成功したに違い
ありませんが、クライバーの指揮がこれまた凄い。レヴァインの指揮も「おお凄い」と感じたのですが、クライバーのそれは
凄まじいの一言です。例によって早めのテンポですが、落とすところはグッと落とし、彼ならではの変幻自在の指揮振りを久しぶりに堪能しました。
なんか「凄い」という形容ばかりでレポートとしてはお粗末ですね…。でも本当に凄かったんです。(笑)


[154へのレス] Re: ついにやってきました。<クラーバーのカルメン 投稿者:とも 投稿日:2004/11/16(Tue) 03:18:10

自分は、発売日直後に、CDショップで聴きました
前奏曲後半の「運命の動機」の出だしあたりを聴きました
オケが破綻すれすれじゃないかなと思うほど緊迫して
こりゃ、凄いと思いました
ちょっと、見入ってしまいました
自分も廉価版として売っていた(2940円!)
アグネス・バルツァ レヴァイン/メトロポリタン劇場
を購入してカルメンに慣れようと思って鑑賞していたのですが
これははまりました<これって、名盤じゃないでしょうかね
クライバー盤も違った意味で、はまりそうな予感です
自分は、ネットで注文して
うっかり、「ブラ4他」、「こうもり」と一括配送にしてしまったので
はやく、鑑賞したいところですが、12月8日以降までおあずけです
ネット注文なんかしないで、直に、買えばよかったかなと思ってます(苦笑)


[153] ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:とも 投稿日:2004/11/07(Sun) 02:23:54

ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団
の東京公演(サントリーホール)に行ってきました
今年、最も楽しみにしていたコンサートです
2002年の来日公演(マーラーの第3番)が未だに忘れられない名演だったので
期待も大きく膨らみました

曲目は次のとおり
ベートーヴェン 交響曲第2番
ブラームス 交響曲第2番
アンコール
ブラームス ハンガリー舞曲第5番
ワーグナー ローエングリン第3幕への前奏曲

ベト2は、(大変失礼な話ですが)あまり注目されない楽曲だと思います
実際、自分もあんまり聴いてこなかった楽曲です
この日のために、CDで何度も聴いて予習をしました
世の中の注目度に反して、なかなか良い楽曲です


前置きは置いておいて・・・
全体的な感想
とにかく、弦と木管が良かったです
ベト2もブラ2も、どちらも良かったです
ベト2のフィナーレが圧巻だったし
ブラ2の第2楽章などは、なかなか濃厚で至福のときを過ごしました
ブラ2のフィナーレも同じく圧巻
音楽監督がヤンソンスになって
コンセルトヘボウがどう変ってしまうのか、すごく心配でしたが
心配する必要はありませんでした
コンセルトヘボウは、なかなか良い人を音楽監督にしたなと思いました


ちょっと、残念だったのは
“ビロード”の弦、“黄金”の金管、“典型的なオランダ風の音色”の木管
と宣伝文句にしているのだから
コンセルトヘボウの魅力をあますところなく発揮するような
例えば、金管が活躍する楽曲などを入れてくれれば良かったなと思います
(やはり、マーラーあたりを聴いてみたい)
ローエングリンでトロンボーンがすごく良かったなと思っただけに
余計にそう思いました
良かったんだけど、なんかインパクトにかけるなぁ
という感じです
ちょっと、贅沢ではありますが・・・

そういった意味で、オケの力量が試される
7日のRシュトラウスの「英雄の生涯」に期待したいと思います
2日連続で行くんですよ♪


相変わらず、長文ですが第1日目の感想です


[153へのレス] ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演2日目 投稿者:とも 投稿日:2004/11/08(Mon) 00:51:21

2日目も行って来ました
連続書き込みで、掲示板を汚してしまいますが・・・

ベートーヴェン 交響曲第2番
R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」
アンコール
ハイドン セレナーデから
R.シュトラウス ばらの騎士演奏会組曲から


ベト2
 昨日と今日でベト2を連続で聴きました
 今日の演奏は昨日より良いように思いました
 第2楽章などは、すごく良かったです
 演奏に慣れたせいもあるかもしれません
 昨日聴いたおかげで、演奏の仕方がわかってるので
 ここはこういうアクセントだったよな
 とか、確認しながら聴きました
 そういう聴き方をしたので、面白かったですね


英雄の生涯
 これは、なかなかの好演でした
 それもそのはず
 そもそも「英雄の生涯」は
 メンゲルベルクが首席指揮者をつとめていた時に
 R.シュトラウスから献呈された楽曲で
 コンセルトヘボウにとっては、「お家芸」そのものです
 そういった意味で、ヤンソンスが首席指揮者になったお披露目のコンサートの
 プログラムにもなっています

 うんちくは、さておいて(笑)
 「英雄」 鳥肌ものでした
低弦が味わい深く良かったし、ホルンがまた、すごく良かった
 「英雄の敵」 英雄をあざ笑う木管の妙技に惚れ惚れとしました
 「英雄の妻」 ヴァイオリン協奏曲を聴いているんじゃないかと思ったほどでした
コンマスは緩急織り交ぜて朗々と歌い、オケがそれをサポートというような
 「英雄の戦場」おもしろかったのは冒頭のトランペットが舞台裏(P席の後ろ)ではなく
席の後方から聴こえてきたことですね、これが、効果的だった
大音響ながらもオケが破綻せずに、各セクションを堪能することができました
(聴きたかった金管も十分堪能した)

 後は省略しますが(笑)
 うなる弦セクション、小気味良い木管、晴れやかながら出過ぎない金管
 これぞ、コンセルトヘボウという感じでした
 あまりにも「英雄の生涯」が良かったため
 サントリーホールで、11月6日に発売された「英雄の生涯」(お披露目コンサート)のDVDを購入しましたよ
 普段は、こんなことしないのですが(笑)


アンコール
 ばらの騎士が良かったですね
 初めて聴いたのですが、すごく良かったです
 これは、R.シュトラウスなんだろうなと思いながら聴きました
 知っていたら、もっと堪能できたのにと残念でなりませんが


2日間聴いてきましたが、やはり、コンセルトヘボウはすばらしかった
コンサート会場で聴いたオケの中では、コンセルトヘボウが一番好きです
(数日後には、「悲愴」を聴いて、ウィーンフィル最高って言ってたりして・・・)
また来日の際には、また行きたいなと思います
ウィーンフィルやベルリンフィルよりもチケットが買いやすいので<今回、すんなり買えた=すぐ完売しない
きっとまた、いけるだろうと思っています
いや、ぜひ、行きたいと思います


[153へのレス] Re: ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:usaobasan 投稿日:2004/11/09(Tue) 22:50:37

ともさん初めまして。いつも詳しい内容を書かれていて、勉強させていただいております。
コンセルトヘボウ、うらやましいですねえ。
私事ですが、ヤンソンスは、私が8年ぶりにコンサート通いを再開させた時に聞きに行った指揮者で、ピッツバーグ響と来日していました。札幌でのプログラムは、ロッシーニのどろぼうかささぎ序曲、シューマンのチェロ協奏曲、そしてベト5でした。
その時も同時期にラトルが来日していて,どちらにしようか迷った末、ベト5を取りました。
ベートーヴェンの9つの交響曲は、私が今まで聞いたことのあるすべての曲の中で1番すきなんです(9曲まとめて1番)。ヤンソンスのベト2も聞いてみたいです。
実はその時の私はうらしま状態で、ラトルもヤンソンスも知らなかった。ソリストのマイスキーさえ知らなくて、そのコンサートで1番感動したのは、マイスキーのチェロを弾く姿だったのです。(もちろん音も)
東京にはいろんなオケがやってきてうらやましいですが、札幌ではよっぽどのことがないと、空席がたくさんありますから(今回のベルリンフィルでさえ当日券がでた!)しかたないですね。逆に言うとチケットがとりやすいのがメリットでしょうね。


[153へのレス] Re: ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:とも 投稿日:2004/11/10(Wed) 21:45:11

>ともさん初めまして。いつも詳しい内容を書かれていて、勉強させていただいております。
usaobasanさん
どうも、はじめまして
ご覧のとおり、長文の書き込みで、掲示板を荒らしている者です
勉強だなんて、とんでもありません
音楽そのものの知識は皆無で<聴く専門
好きなことを好きなように書いているだけの若造です
たわいのないものばかりで恥ずかしい限りです
・・・
なにはともあれ、今後とも、よろしくお願いします

ヤンソンスとコンセルトヘボウは別々には聴いたことがありました
ヤンソンスは、同じく、ピッツバーグ響の来日公演で聴いた事があります(2002年の公演です)
その時は、ベートーヴェンの第7番とチャイコの第5番を聴きました
なかなか良かったのを覚えています
その後の11月に、シャイー/コンセルトヘボウのマーラー第3番を聴いています
これは、今でも忘れることの出来ない名演でした
おそらく、こういった名演に出会えることは、めったに無いことだと思います
リップサービスかも知れませんが
今回のプログラムに、今までのコンセルトヘボウのベスト5と書いてあったほどです
マスコミ席の開放によって、追加発売されたチケットで行けた公演でしたので
ものすごく貴重な体験をしました
これ以来、生コンセルトヘボウのファンとなっています


札幌にお住まいなのですね
ベルリンフィルの公演で、空席や当日券が出るなんて、すごい話です
東京では、まず考えられないです
いろんなオケが来たり、コンサートホールがそこそこあるのはいいのですが
人気のあるオケ(ウィーンフィルやベルリンフィルなどは)、チケットを取るのが、とにかく大変
チケットが数分で売り切れてしまいます
しかも、ベルリンフィルは、チケット代がえらい高いですよね(S席で3万6千円)
(もちろん、値段ではないとは重々わかっているつもりですが・・・)
それが飛ぶように売れてしまうというのは
東京は、どうかしてますよ(笑)
ベルリンフィルは一度聴いてみたいなと思ってるのですが
これではいつ実現するのか分かりませんね
ウィーンフィル、シカゴ響、コンセルトヘボウと
名だたるオケを聴けてはいるんですが、ベルリンフィルだけはどうも・・・
usaobasanさんは、今回のラトル/ベルリンフィル来日公演を聴きに行かれたということで
大変うらやましく思います
usaobasanさんの書き込みやネットで情報を見ると
(ハープの弦が切れたという貴重な体験付きで)
それはそれは、すばらしい演奏だったようですね
本当に、うらやましい(うらめしい)限りです(爆)


[153へのレス] Re: ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/11/15(Mon) 13:32:21

ともさん、レポートありがとうございます。
金曜日(11/12)夜NHK-FMで悲愴のライブ放送していたのを
第4楽章の最後の5分程度偶然聴きました。よく鳴るオケだなぁ、と
思ってたらヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウの演奏でした。
第3楽章なんかきっと凄かったでしょうね。聴きたかったなぁ。
ともさんの書き込みに触発されて、土曜日は久しぶりに
「英雄の生涯」「悲愴」を聴きました。いずれもカラヤン指揮ですが…。

>ばらの騎士が良かったですね
>初めて聴いたのですが、すごく良かったです
「ばらの騎士」は私がもっとも好きなオペラの一つです。
是非はまって下さい。(笑)


[153へのレス] Re: ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:ちょこ 投稿日:2004/11/16(Tue) 01:27:58

usaさんも、ともさんも、気軽にコンサートに行けるなんてうらやましい。。。私は、今はなかなかそういう環境にないので、楽しくお二人のレポートを見せていただきました。ダフニスとクロエも、前から気になってたら、最近聴く機会に恵まれました。ばらの騎士も気になってるオペラです、そんなに面白いんだ!!期待大ですね^^


[153へのレス] Re: ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:とも 投稿日:2004/11/16(Tue) 03:09:18

>金曜日(11/12)夜NHK-FMで悲愴のライブ放送していたのを
>第4楽章の最後の5分程度偶然聴きました。よく鳴るオケだなぁ、と
>思ってたらヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウの演奏でした。
>第3楽章なんかきっと凄かったでしょうね。聴きたかったなぁ。
しまった、取逃がした(T_T)
これは、NHK音楽祭という音楽祭なので
かならず、NHK-FMやBSで放送されるんですよ
地上波で放送してくれないかなぁ
いろいろネットでレポートを見たのですが
3楽章の終わりで拍手をした人がいたらしいです
770さんの言われたように、第3楽章は良かったんでしょうね
同じく、聴きたかったなぁ(笑)
そのかわり、最後4楽章の終わりはフライング拍手(指揮者が手を下ろしてないのに拍手した)だったようですね
そこは、ちょっと、残念です
「悲愴」のように、静かに終わるものは、聴き方が難しいですよね

ちょこさんへ
コンサートへ行ける環境になったら、ぜひ、足を運んでみてくださいね
自分はコンサートに通い始めて、3/4年で、えらそうな事は言えませんが
コンサートはコンサートで、なかなか良いものですよ


[153へのレス] Re: ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:usaobasan 投稿日:2004/12/06(Mon) 00:48:10

ともさんへ。 ご存知かも知れませんが、たった今見終わった番組で予告してましたが、NHK音楽祭の、ヤンソンスの悲愴が、再来週(たぶん12月19日だと思うのだけれど‥)教育TVで放送されるそうですよ。いつものN響アワーの時間です。先日BSで放送したのは録画して見たのですが、すばらしかったです。是非番組表をチェックしてみてください。
とりあえずお知らせまで。


[153へのレス] Re: ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ来日公演1日目 投稿者:とも 投稿日:2004/12/22(Wed) 22:02:45

usaobasanさん
返事が遅れました
というか、返信を見逃してました
申し訳ありません

NHK教育テレビのNHK音楽祭ハイライトですが
しっかりと見ましたよ(もちろん、しっかりと録画)
なんとも暖かみのある音色で
正直、実際に会場に行って、聴いてみたかったですね
ウィーンフィルのチャリティコンサートと好対照に思いました

情報、ありがとうございました


[152] ベルリンフィル報告 投稿者:usaobasan 投稿日:2004/11/02(Tue) 23:54:10

二度目の書き込みです。日本ツアーの初日に行ってきました。
17:00開演でしたが、まず15分くらい,ラトルとAURAの作曲家のリンドベルイがステージ上で曲の解説をしてくれました。確かに解説してくれないとちょっと聞くのがつらくなるような、不協和音たっぷり,メロディらしきものもあまりない、現代曲なのですが。
でも、とにかく響きはすごかった。で、土の中からトリュフを見つけ出すなんていう喩えをしていましたが、まさにそんな感じの曲でした。
休憩時間に、リンドベルイがホールに出てきて、パンフレットにサインしてくれましたよ。
ドビュッシーの海は,1楽章の後にハープの弦が切れて、しばらく中断してしまいました。そんなことでよいのでしょうか。
ダフニスとクロエは、のりのりでした。アンコールはマ・メール・ロアから妖精の国、ラベル好きのわたくしは大満足です。
専門的なことは苦手なので、あまり役に立たない報告ですが、ご勘弁を。ラトルの感情豊かな指揮は、本当にすごかったです。


[152へのレス] Re: ベルリンフィル報告 投稿者:770@管理人 投稿日:2004/11/04(Thu) 18:50:36

おかえりなさい、usaobasanさん。(笑)
レス遅くなり申し訳ございません。(最近休日になると家でパソをあまり使わないので…言い訳)
ベルリンフィルの公演結果ご報告ありがとうございます。
札幌での公演なんですね。(ネットで急遽調べました。(^^ゞ)
プログラムとしては私にはちょっとチャレンジャブルです。
ダフニスとクロエは確かアバドのCDを持っていたような…。

フランスの作曲家による管弦楽曲はオーケストラの響きが良いので
ベルリンフィルのようなうまいオケの演奏なら楽しめたことでしょうね。

現代曲はきっと初めて聞いた時に理解不能だと私は思います。
現代曲では無いかもしれませんが、高校生の頃初めてストラビンスキーの「春の祭典」やバルトークのピアノ協奏曲を聴いたときは
「なんじゃこりゃ?」と思ったのですが、大枚をはたいて購入したレコードなので仕方なく聴いているうちに結局はまっていきましたから。

また時々遊びにいらして下さいね。


[152へのレス] Re: ベルリンフィル報告 投稿者:usaobasan 投稿日:2004/11/05(Fri) 00:20:35

レス、ありがとうございます。
私もバルトークや春祭は好きなので,現代曲を受け付けられる体質だとは思います。ちなみに、春祭はベジャールのバレエも好きです。
現代作曲家に多いようですが、リンドベルイも武満徹を尊敬しているそうなので、今日は早速武満のCDを買って聞いてみました。…はまりそうです。